福島県出身のT.ocimaは、このての話は気にしています。買う買わないは消費者の御意見で最終判断ですからね。ここはしょうがないのかなと。
本日の地元新聞記事に対してT.ocimaが思っていること、ちょっと書いてみます。
昨年、復興予算をなんで余らしたんでしょうかね? と、思いました。まぁ、結果の話だから今更なんですけどね。で、新聞記事を読めば『信頼性低いまま』の見出で内容は福島県産米全袋検査アンケートでした。記事には当然アンケート結果も記載されていて、T.ocimaが感じたのは、風評被害は復興の妨げになっていないのかと…
福島県は昨年、残留放射性物質の全袋検査をしているのにもかかわらす卸業者と小売業は『信頼性は低いまま』『回復の兆しはない』が多い回答でした。消費者は安全性でない何かに引っかかていると、マスコミは問題定義をするべきではないのかとT.ocimaは思います。地元の方々は、頑張っていますが人の思い込みは、なかなか解せないのが事実。では、どうしたらいいのかと考えます。
福島県が実施している『全袋検査』を福島県だけでなく『日本産全てに全袋検査をする』と、いう提案をします。
なにを今更なんて言われそうですが、全袋検査をしている福島県産が手間暇かけているにも拘らず、消費者の理解を得られていないのが問題。なら、日本産のものを全袋検査すればイコールコンディションになるはず。そこから売れる売れないは、生産者の努力の問題なのか、全袋検査が信じられない消費者の問題の二択になるはずではないでしょうか。検査しなければならないのがちょっとと思われる方もいると思いますが…
では、日本全国で全国検査は誰がやるかとなりますが、それは『国』ですな。北から南まで都道府県をコントロール出来るのは国で消費者庁と思います。やり方は福島県に倣えばいい事で、手間はかかるが出来なくはなさそうと思います。
問題となるのは『予算』。最初に書いたように、余っている復興予算でいかがでしょうか? 復興予算を使うことに疑問視する方がいると思いますが、食に関しては福島県の復興なくしてはありえないからです。
日本国内の消費者なら『福島県産を避ければいい』となりますが、海外から見れば『日本国イコール福島県産』と、思われているかなと。なら、福島県産の事で揉めているのは日本国とってすごくマイナスとなります。(海の無い県の海産物を輸入禁止にするアホの国以外)
日本国全袋検査と予算はなんとかなったと、勝手にT.ocima思っちゃいます。それで最後に全袋検査期間。始める時期は「今でしょ〜」理由は『セシウム134の半減期が2年』と、いうこと。これからは目に見えてセシウム134は半減していきます。そして、いつまでやるかは『セシウム137が半減期をむかえるまで』つまり、セシウム137の半減期30年といわれているので28年後までですかな。
正直、福島県は疲れ始まっているのかなと感じます。生産者は『安全なのに…』『あと何年…』と、ため息をしているのが目に浮かびます。国は原発を推進しています。事故は悲しい結果をもたらしてしまいました。福島県だけが今の対処を続けて本当に良い結果になるのかを考えてほしいです。いずれくるTPPに対しても、避けて通れない問題にならないかとも危惧しています。
今回の話は米だけですが、ほかの『食』にたいしても同様に出来れば良いかなと思います。