来週のエンジンの仕上がりが聴こえないので、来期以降のエンジン案を少し。
(つまり、メモ代わり)
今回のオーバーホールは、シリンダーブロックを新たに準備して始めました。理由は、オーバーサイズピストンが手に入らなくなったからです。
T.ocimaのエンジンは数年前に第1回のオーバーホールをしています。このとき、0.25オーバーサイズで組んでおり、今回はこれ以上のピストンがない状況なのでプレーンサイズのブロックを準備しました。
今まで使っていたブロックを捨ててしまうのはもったいないので、突き詰めたエンジン『E06A』を作ってみようかなと思ってみたり。
『E06A』というエンジン形式は存在しません。でも、E05AやE07Aと区別するための呼び名にしました。
エンジン形式 E06A
エンジン 総排気量 653cc
エンジン 内径×行程 68.0×59.5
クランクシャフトをE05Aで、ピストンを社外品68φを使います。排気量を見てもらえばわかるように排気量ダウンしていますが、シリンダーヘッドをE05Aを使い圧縮比を確保します。
なぜ、排気量を減らしてまで作ろうとしているのかといいますと、ピストンスピードを重視しているからです。E07Aでは、64mmのストロークで10780rpm付近が限界値となります。これに対して59.5mmのストロークはピストンスピードを抑えられ約11590rpmまわせるわけです。
アクティファイナル 6.23(ビート 5.714) 4速 1.172 5速 0.941
タイヤ 195-50-15 直径574mm
今回のエンジンの変更点でECUのレブリミット外すメニューもあります。(下で少し書きましたが)第2戦のエンジンは64mmのストロークで5速8500rpmで156km/hでホームストレートエンドをむかえます。これが10600rpm回れば、4速で走りきれる計算となります。
シフト1回分と5速よりトルクの出る4速でタイムが縮まるのではと思っています。
その他、ローラーロッカーアームの肉抜きも計画しています。Aタイプよりふた周りも大きいZタイプのロッカーアームは重量増加で最高回転が低くなるという話が多く聞かれるからです。こまい所は今までの最良な考えを詰め込みたいと思います!!
まぁ、地道に準備しますよ〜 まずは、クランクシャフトかな!!