Norton NRV588です。
詳しい事はリンク先ですべて書いてありますので... T.ocima的な事を。
その昔、次世代のエンジンといわれたロータリーエンジン。でも、世界中見てもロータリーエンジンを生産車に乗せているのは実質MAZDAだけ...
ロータリーエンジンは、部品数が少なく往復運動をする部品も無いし、排気量に対してエンジンも小型、なによりエンジンが1回転する間に燃焼過程が3回あり同排気量のレシプロエンジンよりトルクが出るのです。これだけ聞けば『本当にいいエンジン』なのです。
しかし、致命的な欠点も。それは、絶対的な圧縮比がとれないのと、燃焼室形状が広く薄い形状なのです。これは、現代の好燃費エンジンには受け入れられにくい特性で、燃焼効率が低いと言わざるをえません。
この欠点を理解して使うのであれば、軽量な車両に乗せるのがよい訳です。軽量ならば低圧縮エンジンの低回転時のトルク感がない部分をカバーするからです。なので、RX-8とか今回のノートンは乗せるわけです。
さて、T.ocimaは、このロータリーエンジンを直噴化したらどうだろうと思います。もち、ブロアー等で加給してですが。これなら、圧縮比も高められますし、ミックスチャーコントロールもしやすいかなと思います。高回転は得意ではなくなりそうなエンジンになりそうですが、エンジン1回転で3回の燃焼をさらに低速から高圧縮で燃焼させれば、低速からトルクが出る乗りやすいエンジンになると思います。もしかすると、ハイブリッドエンジンにしなくても燃費のいいエンジンができあがりそうかな?