ひさびさの【O R GUN】です。
今回は、SCV-70こと、『G armor』です。
全 長 23.76m
全 幅 16.56m
※ フォトの物を実測、144倍の値
垂直装甲を基本とした、RX-78-2の支援輸送戦闘機です。
デザインは賛否両論あり、劇場版ではコアブースターにとって変わってしまいました。(当時のアニメは商品化優先)しかし、【O R GUN】ではGアーマーの方が空間戦闘用として説明しやすいと思いとりあげました。
まず、宇宙空間の方向転換には推進力が必要ということを基本に、コックピット脇の左右四段の中には各方向にロケットモーターが設置されています。これは機首を上下、又は機体をロールさせるためのものです。
機体中央の左右にあるのもロケットモーターです。これらは機首を左右に向けるためにあります。すべてのロケットモーターを使えば機体を制動させる事ができます。
デザインですが、垂直装甲を基本としている理由は大きく分けて2つ。一つは開発期間が短かった事、もう一つはルナチタニウム(ガンダニウムα合金)の性質が挙げられます。
開発期間はRX-78シリーズの開発とほぼ平行的に進められたと考えられます。しかし、実際の制作はジャブローでおこなわれ、ホワイトベースがGUNDAMを届けなければロールアウトできなかったのです。つまり、数ヵ月で作成されたわけです。
ルナチタニウム合金は、連邦軍がV作戦の一環で開発された合金で、とても硬く対弾性に優れ、軽い金属です。しかし、とても硬いルナチタニウムは、曲げ加工や切削性がとても悪かったのです。
つまり、短時間で仕上げるために期間をかけて制作するより、平板を溶接して仕上がる方法をとったためのデザインだったわけです。
余談ですが、RX-77(ガンキャノン)は、コックピット周りだけがルナチタニウム合金で、腕や脚はRGM-79(ジム)と同じアルミ系合金だと思われます。
いかがですか?
毎度ながら、思いつきのT.ocimaの【O R GUN】でした!!