え〜と、この日は『HONDAからオーバーサイズピストンが消えた日』です。
HONDAのコメントは「品質管理維持の問題」ということらしいです。まぁ、他にいろいろと問題があったあおりを受けた形みたいですが...
さて、無い物ねだりでは旧車には乗れないので前向きに対策を考えようと思います。
実はmixiの方で得た情報ですが、シリンダーの修正にメッキを使うという事が書いてありました。読んでみて『なるほどな〜』と思いました、正直。メッキにも種類があって修正に使えるものがあると思いますし、かなり厚くメッキも出来るようです。これならオーバーサイズピストンなんかはなくても何とかなるような気がします。
でも、メッキで修正する場合は、
1.まず『段付き摩耗や変摩耗』を修正するためのボーリングします。
2.次に修正したボアに対して純正値以下になるまでメッキをします。
3.メッキ後、適切なボアサイズにするため再びボーリングします。
4.最後にクロスハッチ加工をします。
と、言う課程でしょうか? 鉄シリンダーライナでオーバーサイズピストンの修正なら1と4だけで済みます。NSXやBeat等のアルミシリンダ+メッキ加工+オーバーサイズピストンの場合でも一工程少ないと思います。
何がいいたいかと言いますと、オーバーサイズピストンが使えないという事だけで、永く乗り続けるユーザーや運悪く壊れてしまったユーザーは、今までの修正修理より高い工賃を準備しなければならないと予想されます。
あと、いくら厚いメッキが出来ると言っても限界もあるでしょうから、オイル管理と同じくシリンダー管理もしなくてはいけなくなるのではないかと予想されます。
『メッキ+ボーリング』という組合わせで新しい加工屋さんが出てくる事をT.ocimaは期待しちゃいます!!
これからもメーカーは、純正サイズのピストンは在庫するそうです。当然、シリンダーブロックも...
オーバーサイズピストンって、純正サイズより品質管理しにくいのかな〜??