昨年の計画に、エンジンマウント強化の一環の『エンジンダンパー』の試作が
こてつ氏のBeatに装着されました。
エンジンダンパーは、数年前からT.ocimaの考えていた物でしたが、形になるまでは結構時間がかかっちゃいましたね。
なぜ、こてつ号に先に取り付けになったかといいますと、T.ocimaのBeatにはエンジンが乗っかっていないからでした...
さて、リンク先の『こてつ号』をみていただくとわかると思いますが、Beatのフロントエンジンマウントはブッシュが2カ所あり、物理的に前後に振れるようになっています。この、フロントエンジンマウントにバイク用のステアリングダンパーを取り付けエンジンの振れを抑えるわけです。(潜って見ればわかります!!)
取り付けた物がステアリングダンパーですから、ゆっくり動くときは動いて、速く動くときに抵抗になります。強化エンジンマウントとは違い、ゆっくり走っている時はボディー側に振動が届きにくいというメリットがあります。
さて、インプレッションですが、『こいつは、いいものです!!』と、言い切れます。さすがに1速の高回転クラッチミートでは、一回エンジンが振れるのがわかります。その後の2〜5速でのシフトでは体感できるエンジンの振れは皆無で、シフト時のクラッチミートの瞬間にマシンが前に出ます。ノーマルと比べると体感で10馬力ぐらいのパワーアップですかね〜 3速のシフトアップ時には1mぐらい前に出ている感じです。
この、エンジンダンパーは、MTB!でお披露目できればと準備してます!!